
ニキビ跡用の化粧水として人気があるリプロスキン。
私もニキビ跡の改善を試みているときにリプロスキンを使ったことがあります。
私自身は使用感もよく、保湿効果も大変優れていたのでお気に入りの化粧水なのですが、全ての人に合うとは限りません。
人の肌はそれぞれ違っており、乾燥肌、オイリー肌、敏感肌、混合肌など肌質も人それぞれ。
ある人にはリプロスキンが合っていても、違う人には合わないと言ったこともあります。
特に敏感肌の場合は他の人が問題なかった化粧品を使用して、赤みが出てしまうことも少なからずあるのです。
化粧品においては配合されている全成分を表示する方針となっています。
ですので、その化粧品に配合されている成分を見れば、成分の安全性や効果がある程度知ることが可能です。
配合成分を見て安全性に納得がいけば、安心して購入することができるでしょう。
リプロスキンは化粧水として安全性に問題はないのか、使用することでどのような効果を期待できるのか、成分表を確認していきますよ。
有効成分
リプロスキンの全成分を見てみましょう。
有効成分/ ニチレイ・水溶性プラセンタエキスB-F、 グリチルリチン酸ジカリウム
その他成分/ グリシルグリシン、 1,3-ブチレングリコール、 1,2-ペンタンジオール、 濃グリセリン、 ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、 ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル、 シュガースクワラン、 N-ラウロイルサルコシンイソプロピル、 ヒアルロン酸ナトリウム(2)、 コラーゲン・トリペプチド F、 加水分解ヒアルロン酸、 D-マンニット、 ホエイ(2)、 グルコン酸ナトリウム、 コメヌカエキス、 酵母エキス(3)、 海藻エキス(1)、 コメヌカスフィンゴ糖脂質、 水溶性コラーゲン(F)、 ゼニアオイエキス、 アマチャヅルエキス、 アロエエキス(2)、 デキストリン、 ワルテリアインディカ葉エキス、 ダイズエキス、 アーティチョークエキス、 水素添加卵黄レシチン、 卵黄リゾホスファチジルコリン、 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(4P.O.)、 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、 ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、 デカメチルシクロペンタシロキサン、 トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、 ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム液、 クエン酸、 クエン酸ナトリウム、 水酸化ナトリウム、 フェルラ酸、 フェノキシエタノール、 香料
あまり聞きなれない成分ばかりですね。
これは確かめる甲斐がありそうです。
次にリプロスキンの有効成分について見ていきましょう。
ですが、その前に有効成分に軽く解説をしたいと思います。
有効成分とは医薬部外品としての効果・効能が法律により承認された成分のことを指します。
医薬部外品とは厚生労働省により許可された成分(有効成分)が一定の濃度で配合されているものです。
医薬品は病気の治療を目的としたもの。
医薬部外品は肌荒れやシミを防ぐなどといった症状を防止したり、衛生状態を保つことを目的としています。
化粧品は肌を清潔にしたり、健やかな状態に保つなどが目的です。
不等号で表すなら、以下の通りです。
医薬品<医薬部外品<化粧品
医薬品と化粧品の中間といった感じでしょうか。
つまりリプロスキンには効果・効能が認められた成分が含まれているということですね。
ニチレイ・水溶性プラセンタエキスB-F
メラニンの生成を抑えて、メラニン色素によるシミやそばかすを防ぐ成分です。
プラセンタとはご存知の方も多いと思いますが、胎盤のことで主に豚や牛などの動物の物を使用。
ブラセンタにはアミノ酸をはじめビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、美容に対し有効であることが認められています。
プラセンタエキスはブラセンタを製品に使用できるように製造されたものです。
グリチルリチン酸ジカリウム
ニキビなどの炎症を抑える成分。
炎症を取り去る作用が強く、皮膚炎などに対する効果も明らかにされているので、ニキビ予防の要です。
アレルギーなどの報告もほとんどなく、皮膚に対する刺激性などもほとんどみられないため、比較的安全性の高い成分であると言えます。
ニキビ跡がない綺麗な肌に導くその他成分
1,3-ブチレングリコール
化粧品成分表示では”BG”と表示され、保湿剤の中でもさっぱりとした使用感で刺激性もほとんどないため多くの製品に配合されているメジャーな成分。
前述の通り肌に対する刺激性や毒性がほとんどありません。
同様にアレルギーなどの報告もほとんどないことから、安全性の高い成分と言えます。
1,2-ペンタンジオール
1,3-ブチレングリコールやグリセリンと並び保湿剤としてよく利用される成分。
べたつきがなくさっぱりとした使用感で、高い抗菌性をもっています。
そのため高い防腐力を持ちますが出来るだけ使用することを避けているパラベンの代用として使われる事が多いです。
1,2-ペンタンジオールは肌への刺激性や毒性もなく比較的安全性の高い成分となっています。
しかし、滅多にありせんがかゆみとなってアレルギー反応を起こす接触性皮膚炎のような症状が出ることもあると言われているので、1,2-ペンタンジオールを使用する際は念のためにパッチテストをするようにしましょう。
グリシルグリシン
不飽和脂肪酸による炎症で発生するイオンバランスの整え、炎症を抑えることで毛穴の開きを目立たなくする成分。
毛穴の引き締める効果があるだけでなく保湿効果もあるため乾燥肌の改善にも期待できます。
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)
かなり名称が長いですが、高い保湿成分が特長の成分です。
べたつき感がなく、安全性の高い成分と言われています。
シュガースクワラン
聞いたことがある人も多いかと思いますが、スクワランはうるおい成分です。
スクワランは私たち人間の肌にあるうるおい成分で、肌の表面上を覆う皮脂幕となり、肌の乾燥や紫外線による影響など、外部の刺激から肌を守っています。
シュガースクワランは普通のスクワランとは違い、サトウキビから作られるものです。
通常のスクワランは深海鮫の肝油を抽出し作られるのですが、近年は地球環境にやさしい製法で作ることができ、優れた安定性と高い保湿力を持つシュガースクワランが人気になっています。
加齢によって失われる肌のスクワランを補うことで肌が持つ本来の潤いを保つことが可能です。
ヒアルロン酸ナトリウム(2)
化粧水やクリームなどに幅広く使われている保湿成分の一つ。
ヒアルロン酸には高い水分維持力が高く、その水分維持力の高さは「スポンジ」と例えられるほどです。
肌の主要成分であるコラーゲンとそのコラーゲンをつなぎとめる働きをするエラスチンの隙間を埋めているのがヒアルロン酸と言われています。
加水分解ヒアルロン酸
加水分解ヒアルロン酸(低分子ヒアルロン酸)はヒアルロン酸をより肌になじませやすいように変化させたものです。
コラーゲン・トリペプチド F
ヒアルロン酸と同様に様々な化粧品に配合されている保湿成分。
肌の潤いや柔軟性のもとになる真皮の主要成分であり、コラーゲンの減少はシワやたるみにつながると言われています。
そのため健やかな肌を維持するのには欠かせない成分です。
コラーゲン・トリペプチドはコラーゲンの吸収性を向上させ、より高い機能性を発揮させるための成分と言われています。
D-マンニット
自然界に多く存在する糖アルコール。
清涼な甘みがあるため、食品の甘味材として使われることもあります。
化粧品としては主に保湿成分として配合。
ホエイ(2)
ジムに入ったりしたことがある人なら聞いたことがあるかもしれませんが、乳酸菌発酵液のことです。
乳清といった言い方をされることもあります。
身近なもので言えば、ヨーグルトです。
市販のヨーグルトを購入して食べるときにヨーグルトの上に水みたいのが溜まっているのを見たことがありませんか?
あれがホエイで、一見無駄なように見えて捨ててしまいがちですが、実は栄養価がとても高いのです。
食品としては高たんぱく・低脂肪で、身体への吸収スピードも速いので、プロテインにも使われています。
美容効果も優れており、ニキビなどに対する抗炎症作用のほか、肌の美白やアンチエイジングまで。
その高い美容効果はまるで美しくありたい女性のためにあるかのようですね。
コメヌカエキス
玄米を精米し白米にするときに得られるものを抽出したエキス。
ビタミン類やアミノ酸類を豊富に含んでおり、肌に対して抗炎症作用、抗酸化作用、美白効果などが期待できます。
酵母エキス(3)
美肌に欠かせないビタミンB群や肌の新陳代謝をサポートするアミノ酸やミネラルが豊富。
高い保湿作用と新陳代謝促進効果により健やかな肌が期待できます。
海藻エキス(1)
健康的な肌をつくるビタミン・ミネラル・アミノ酸を豊富に含んでいます。
使われる海藻によって効果が異なることがありますが、肌の引き締め効果、血行促進効果、細胞の活性化などが期待できます。
ゼニアオイエキス
昔から薬草として利用されてきた歴史があり、保湿作用、肌荒れなどに対する抗炎症作用などが期待できます。
アマチャヅルエキス
加齢により低下する肌の弾力性の維持、新陳代謝の正常化が期待できます。
アロエエキス(2)
高い保湿作用や美肌効果があることから化粧品をはじめヨーグルトや飲み物など幅広い商品に利用されています。
日焼け防止にも効果的です。
ワルテリアインディカ葉エキス
シミの原因と言われている「チロシナーゼ」の働きを抑制し、メラニンの生成を抑制します。
ダイズエキス
保湿効果、皮脂抑制化効果、美白効果などが期待できます。
アーティチョークエキス
色素沈着抑制作用や毛穴引き締め効果が期待できます。
デキストリン
保湿効果をもった増粘成分。
食品にも配合されることもあり、刺激性や毒性も見られません。
またアレルギーの発生に関する報告もほとんどないため、安全性が高い成分と言えるでしょう。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
組み合わせによって親水性・親油性が高まる安全性の高い界面活性剤。
オイル成分などを化粧水になじませる目的で利用されることが多く、皮膚に対する刺激性や毒性もほとんどありません。
そのため、多くの化粧品に配合されています。
リプロスキンは無添加使用
リプロスキンは敏感肌に方でも安心して使えるよう、6つの無添加を実現しています。
パラベン | ✕ |
アルコール | ✕ |
鉱物油 | ✕ |
石油系界面活性剤 | ✕ |
合成香料 | ✕ |
合成着色料 | ✕ |
ノンコメドジェニックテスト済み
ノンコメドジェニックテストとは化粧品に含まれる原料がニキビの第一段階とされているコメドができにくい処方であるかどうかを専門機関で判定する試験のことです。
全ての方にコメドができないと断言することはできませんが、リプロスキンに含まれる化粧品の成分はコメドを誘発しにくいという証明がされています。
実際に試してみないと合うかどうかわからない
リプロスキンには様々な成分が配合されていましたが、どれも比較的安全性の高いものでした。
敏感肌の方でも使えるよう細かいところまで考えられて作られた化粧水ということを改めて実感しましたね。
私もリプロスキンを使ったことがありますが、肌への浸透もよく、肌の潤いも言うことなかったです。
ですが、本当に気になるのは「リプロスキンを使ってニキビ跡が治るのか」ということ。
恐らくあなたもニキビ跡に悩んでいることでしょう。
男性女性関わらずニキビ跡は辛いですが、女性の私からするといくら化粧で隠せるとは言え、ニキビ跡だらけの肌というのはかなり自信がなくなります。
日ごろ化粧で隠している分、すっぴんで人と会うこともできず、家に引きこもりがち。
かわいい洋服を着ても、ニキビ跡を見ると気持ちが落ち込む。
人とのコミュニケーションも嫌になる。
すべて私の実体験なのですが、もう辛すぎです。
私がリプロスキンと出会ったのもそういう時期でした。
リプロスキンの存在を知ってからは自分なりに口コミなどを調べてみましたが……。
ニキビ跡に効いた人と効かなかった人がいることが判明。
当時はどちらが正しいのか分からずリプロスキンを試してみることにしましたが、私の場合は嬉しいことにいい結果を得ることができました。
ただリプロスキンを使っても聞かなかった人がいるのも事実。
そういった状態なので、「リプロスキンは怪しい」と疑念を抱く人も。
ですが、リプロスキンで効果があった人・無かった人がいるのは当然のことで、その原因はニキビ跡の特徴にあるのです。
リプロスキンにニキビ跡を治す効果があるのか、リプロスキンは怪しい化粧水なのかどうかを以下の記事にまとめています。
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