
「またニキビができた。本当に最悪」
「なんで生理前は必ずニキビができるの」
「女子なのになんでこんなにニキビに悩まないといけないわけ」
女子高校生の悩みで多いのがニキビ。高校生という青春真っただ中、ニキビは邪魔で仕方ありません。
しかし、多くの女子高生が肌荒れやニキビに悩んでいます。
ニキビに悩む女子高校生が多い理由は、ニキビの原因と正しいニキビの治し方を知らないからです。
何も考えずにニキビに効くと言われている洗顔料を使っていませんか?
ニキビに治すために保湿クリームなどを塗りまくっていませんか?
ニキビを隠すためにマスクをしていませんか?
そのニキビケア対策ではニキビを治すことは難しいでしょう。
高校時代、女子なのに男子よりもニキビが凄かった私が3週間で「肌きれいになってきたね」と言われたニキビ予防方法とニキビの治し方を公開します。
ニキビに悩みまくった私だから伝えらえるニキビケア情報なので、ぜひご覧ください。
女子高生で肌荒れに悩んでいるのはあなただけじゃない
あなたの周りにニキビに悩んでいる友だちはどのくらいいますか?
私は高校生時代、おでこから顎にかけてニキビがありました。正直周りを見渡してもニキビがひどかったのは私だけ。
男子でさえ私よりひどかった人はほとんどいませんでした。
周りの友人はみんな肌がきれいで、ニキビなんて一つもない。
ニキビができたとしても2,3日で治っている。そんな同級生の中でニキビと戦っていた私は常に自信がない状態でした。
周りに自分と同じ悩みを抱えた人でもいれば少しは違うものなのですが、私と同じようにニキビで悩んでいる友人はいなかったので、辛かったですね。
今思い返しても、あの時は本当に辛かったし、周りと違うのが自分だけだったのでストレスもたまる一方でした。
もしかしたらあなたも私と同じ状況かもしれません。もしそうならきっと嫌な気持ちをされているでしょう。
私と違い、ニキビに悩んでいる同級生がいる場合でも、ニキビができていることに対する嫌な気持ちが消えるわけではありません。
しかし、ニキビに悩んでいる女子高生は多く、ニキビに悩んでいるのはあなた一人だけではないです。
鼻のニキビ治るまで学校行きたくないしできればバイト先にも行きたくない
— まいにちがんばってこ〜 (@nemoi_005) 2018年11月12日
またニキビ増えたなあ。。
意味の無いテスト受けさせられた上に休み一日だけど来たから全部学校のせい— るな (@qonpc) 2018年11月4日
おでこにでかいニキビできたから学校休もうかな
— りこ (@ta_ki_noo) 2018年10月18日
ひどいニキビに悩んでいる女子高校生も結構います。
だから「なんで自分だけこんなにニキビに悩まないといけないの?」とか思いこまなくても大丈夫です。
深刻に悩んだりしたらストレスを感じてしまい、余計にニキビがひどくなってしまいます。
ただニキビに悩んでいる女子高生が多いからと言って、ニキビに対する悩みは消えませんよね。
できるなら一日でも早く治したいし、ニキビができていない綺麗な肌を手に入れたい。
あなたはそう思っているはずです。
ニキビを予防し、早く治すためにはニキビができる原因を理解し、その原因を解消する必要があります。
そうしなければ、たとえ一時的にニキビが治ってもまた新しいニキビができてしまい、新しいニキビができやすい肌環境のままです。
これから女子高校生にできやすいニキビの原因を解説していきます。
新しいニキビを作らず、今できているニキビを出来るだけ早く治すためにもしっかり確認していきましょう。
ニキビのせいで楽しい高校生活を無駄にするなんてもったいないですからね。
女子高校生に多い肌荒れニキビの原因
ニキビを予防し、ニキビを治すためにもニキビができる原因をしっかり把握しなければなりません。
ニキビは何が原因でできていると思いますか?
ニキビができる主な原因は毛穴つまりです。
「ニキビができる原因は皮脂の過剰分泌じゃないの?」
確かに皮脂の過剰分泌もニキビができる原因の一つなのですが、皮脂の分泌が多い人全員にニキビができるわけではありません。
経験がある方もいると思いますが、ニキビは乾燥肌の人でもできますし、おでこや鼻に比べて皮脂の分泌量が少ないと言われている頬などにニキビができる人もいます。
ニキビが出来る過程として最初の段階は、まず毛穴がふさがってしまうことです。
毛穴のふさがりはホルモンバランスの乱れによって引き起こされます。
出口がふさがってしまった毛穴の中ではあるものが溜まりつづけます。それが皮脂です。
皮脂がつまりはじめるとその皮脂を餌にアクネ菌という常在菌が過剰に繁殖。アクネ菌が繁殖すると毛穴の中は炎症を起こした状態になり、やがて毛穴のまわりにも赤い炎症状態を引き起こします。
これがニキビです。
ニキビができる過程を見て、ふと思う方もいるかもしれません。
「ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌できればニキビはできなくなるのでは?」と。
確かにアクネ菌はニキビを作る原因で炎症をもたらしますが、先程も書いたようにアクネ菌は常在菌です。
常在菌とは私たちの肌を健やかに保つ働きをしている菌のことで、アクネ菌もその常在菌の一つ。
アクネ菌はすべての人の皮膚や毛穴に存在する常在菌ですので、ニキビができる人だけに存在する菌ではないのです。
それゆえにアクネ菌は殺菌しても全てを殺菌できるわけではなく、そもそも常在菌なのでお構いなしに殺菌するわけにもいきません。
健やかな肌に必要なアクネ菌がニキビをつくる原因になるのは毛穴がつまったときだけ。
つまり本来ならいい働きをするアクネ菌がニキビの原因となるのは、毛穴がつまり、毛穴の中で繁殖した時だけなのです。
皮脂の過剰分泌が多いとアクネ菌が繁殖しやすくなり、炎症が強いニキビができやすくなりますが、ニキビができるそもそもの原因は毛穴のつまりにあることが分かっていただけたかと思います。
ニキビを作る主な原因は毛穴のつまり。皮脂の過剰分泌はニキビの炎症や毛穴のつまりを誘発します。
ニキビを予防するためにはこの「毛穴のつまり」と「皮脂の過剰分泌」を防ぐことができれば問題がないのですが、これがかなり難しく、ニキビが治りにくい最大の原因と言えるでしょう。
なぜなら「毛穴のつまり」と「皮脂の過剰分泌」をもたらす要因である「ホルモンバランスの乱れ」や「免疫の低下」は私たちの生活にとても深いかかわりがあるからです。
「毛穴のつまり」と「皮脂の過剰分泌」は「ホルモンバランスの乱れ」や「免疫の低下」などが主な原因と言われています。
この2つをもたらす要因は睡眠不足や運動不足、偏った食生活やそれに伴う栄養不足、ストレスや不衛生な環境など、私たちの生活そのものです。
ニキビの原因には様々な要因が複雑に絡まっており、一人ひとり肌質も違えば、生活習慣も違います。遺伝の要素も多少絡んでいるでしょう。
そういった一筋縄ではいかないところがニキビを完全に治すことができない理由なのです。
それに加え女性の場合、生理の問題も無視できません。
生理前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)というホルモンが分泌されるのですが、この黄体ホルモンには皮脂の分泌を過剰にする特徴があります。
- 「生理前になるとニキビが絶対できてしまう」
- 「またニキビができてしまった。生理が来るまでは順調だったのに」
- 「もう本当にイライラする」
これらのほとんどは生理前に分泌される黄体ホルモンが影響していると言えるでしょう。
特にこの時期は皮脂が過剰に分泌されるだけでなく、肌が普段よりも敏感になる傾向があります。
そのため普段刺激の強い化粧品などを使っていると肌トラブルを起こしやすかったりするので、そういった肌の調子が優れない状態もニキビが発生しやすくなる要因になるのです。
「毎日の生活習慣に加えて生理まで影響しているなんて、女子高生のニキビやばいじゃん」
そう思ってしまうのは仕方のないことだと思いますが、だからと言ってニキビを治すことができないわけではありません。
裏を返せば毎日の生活環境を見直し、一つ一つ治していけばニキビができる可能性を限りなく低くすることができます。
私自身もそうですが、毎日の生活習慣を見直し、自分の肌に合った最適なスキンケアを行ったことで、ニキビがない肌になりました。
私自身、ニキビについて様々な相談を受けることがあり、その際アドバイスをすることが結構あります。
そのため、ちょっとしたことでニキビが治った人を結構見てきました。
- 間違ったスキンケアをしていて、私の指摘により自分に合っている化粧品を使い始めたことで、新しいニキビができにくくなった人。
- ちょっとした食生活の改善を行ったことにより、早くニキビが治るようになった人。
- ニキビ改善に最適なビタミン類を摂取したことにより、炎症がつよいニキビができにくくなった人。
ニキビができる要因は複数あり、その人にできているニキビの原因も複雑に絡み合っているかもしれません。
しかし、たった一つの方法を試しただけでニキビが治ったり、自分に当てはまる要因を見つけ、それを改善したことでニキビができなくなったりすることも全然あり得る話です。
ですので、ニキビができる原因はとても複雑と言えど、思い悩み必要はありません。
そうは言ってもニキビは本当に辛いですからね。ニキビの状態によっては前向きな気持ちを抱くことでさえ、難しいと思います。
私自身もおでこからあご先までニキビがありましたから、その気持ちも想像できます。
しかし、ニキビに関していえば、思い悩んでもストレスになるだけで、ストレスを溜めてしまえばまた新しいニキビを作りかねません。
ニキビを治すためにはポジティブシンキングしかありません。
そのためにも毎日毎日しっかりニキビ対策を行い、モチベーションを保つためにも確実に効果を出していく必要があります。
これから女子高生に多いニキビの治し方についてまとめていきます。
私が3週間でニキビの炎症を抑えた方法や使っていた化粧品もご紹介していきますよ。
女子高校生に多い肌荒れニキビの予防法と治し方
「ニキビを今すぐに治したい」と思ったときには今できているニキビに注目しがち。
しかし、ニキビを治すうえで一番大切なのはニキビ予防になります。
なぜなら、ニキビを新しく作らない肌の環境を整えることがニキビの治療速度を高めることにつながるからです。
ニキビ予防には生活習慣の改善やスキンケアをはじめ、場合によっては医療機関を受診することも大切。
ニキビの状態に合わせて方法を選択していくことが重要になります。
皮膚科を受診する
思春期ニキビも病気の一種なので、ニキビを治す場合、皮膚科を受診するのが一番です。
医薬品を用いた治療ができるのは医療行為が行える医師のみですし、何より皮膚科医は肌の専門家ですので信頼もできます。
最近はニキビ治療で使える保険適用内の薬も増えてきており、ニキビ治療の選択肢も昔に比べて多くなってきました。
昔は限られた医薬品しか使えなかったのですが、今ではニキビの状態に合わせて薬も選択でき、ニキビが治療しやすいです。
ニキビ治療には低用量ピルを用いた治療法もあります。
ピルというと避妊効果を得るために使う薬として多くの方に認識されていますが、女性ホルモンをコントロールし、ニキビができにくい肌質を目指す治療が低用量ピルを使うことによってできるのです。
女子高校生に悩みが多い思春期ニキビにも期待できる治療ですね。
ただ低用量ピルを用いた治療法にも副作用があり、正しいやり方で治療を行えば比較的治療を続ける中で気にならなくなる場合が多いのですが、間違った方法だとそれなりの副作用を覚悟しなければなりません。
ホルモンは扱いが難しく、方法が間違えば体に悪影響を与えます。
またピルなら何でもいいわけではありません。使用するピルによっては現状よりもニキビが悪化する恐れもあります。
以上の点からもホルモン治療を行う際は実績がちゃんとある皮膚科を選ぶなど、病院選びも重要です。
口コミや評判を参考にするといいですね。
ニキビの治療において皮膚科の受診が効果的であるのも事実なのですが、人によってはニキビが改善しない人もいます。
私もその一人で、ニキビを治療するために4か所以上の皮膚科を受診しましたが、ニキビが改善することはありませんでした。
ニキビができる原因は複雑で、尚且つニキビの症状には個人差が伴うので、皮膚科を受診したからといって誰でもニキビが治るわけではないのです。
また中にはニキビを治療したくても皮膚科に行くこと自体が嫌な人もいるでしょう。
そういった方の場合は自分自身でニキビ予防を行い、ニキビを改善していかなければなりません。
自分でニキビを予防・改善するにはいったいどうすればいいのか、これから具体的に説明していきますよ。
質の良い睡眠をとる
ニキビを予防・改善するうえで質の良い睡眠をとることはとても重要です。
スキンケアや食事よりも大切と言えるほど、ニキビ予防・改善には欠かせないものになります。
なぜ睡眠がここまで重要かと言うと、肌質改善に欠かせない肌の細胞分裂が睡眠中に行われているからです。
私たちの肌は古くなった肌細胞が新しい肌細胞に次々に入れ替えることで肌を健やかな状態に保っています。
この一連のサイクルをターンオーバーと言い、古い肌細胞から新しい肌細胞に生まれ変わるのにかかる期間は約一ヶ月です。
このターンオーバーのサイクルが乱れたりして、古い角質が溜まりやすくなったりすると、毛穴がつまりやすくなったりすることでニキビができやすい肌環境になってしまいます。
ターンオーバーのサイクルが乱れる原因は老化などの歳をとることで起きることもありますが、主な原因は不規則な生活習慣です。
特に睡眠不足はターンオーバーのサイクルを乱す大きな原因となります。
ターンオーバーを正常に行うためには睡眠中に分泌される成長ホルモンが欠かせません。
就寝するのが遅かったり、毎日就寝時間が違ったりすると、成長ホルモンがスムーズに分泌されなくなります。
成長ホルモンの分泌が適切に行われなければ、ターンオーバーのサイクルは乱れ、肌荒れにつながってしまうわけです。
また睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こしやすくなります。
ホルモンバランスが乱れると毛穴のつまりや皮脂の過剰分泌につながるので、ニキビができやすい肌に。
夜更かしなどをして睡眠不足が続いたときに新しい大きなニキビができていたりした経験はありませんか?
それは睡眠不足によるホルモンバランスの乱れでニキビができやすい状態になっていたからなのです。
睡眠不足によるターンオーバー・ホルモンバランスの乱れを防ぐためには質の良い睡眠をとらなければなりません。
まず一番大切なのは夜更かしをしないこと。就寝時間はできるだけ早いほうがいいですが、遅くても午前0時には寝ておきたいものです。
私の経験上、午前0時前に寝たときと午前0時後に寝たときでは肌の状態が全く異なります。
午前0時後に寝たときは朝起きると顔がベタベタし、ニキビの炎症が強くなっている感じです。運が悪いと新しいニキビが複数できています。
午前0時前の早い時間帯に就寝した時は皮脂の過剰分泌も起きてなく、ニキビの治りもいい感じになっていました。
質の良い睡眠をとるためには寝る前の準備も大切です。
寝る前にスマホやパソコンなどを見ていたりすると、ブルーライトの影響で脳が興奮した状態になってしまいます。
その状態では睡眠を誘発するメラトニンというホルモンの分泌が抑制されて眠りにくくなったり、深く眠れなくなったりするのです。
睡眠は長ければいいというわけではありません。大切なのは質です。
質の良い睡眠をとるためにも就寝3時間程前にはスマホやパソコンの使用を控えるようにし、寝室の照明を落としていきましょう。
今の時代3時間もスマホを使わないというのは結構至難の業ですが、やってみると案外できるものですし、慣れてみるとスマホを使っていた無駄な時間を他のことに充てるのが有意義に感じてきますよ。
ニキビケア洗顔を使う
新しいニキビを作らず、今あるニキビを治しやすくするためにもニキビケア洗顔を使うようにしましょう。
ニキビケア洗顔料にはニキビができにくくなる有効成分などが配合されてあり、一般の洗顔料よりもニキビ予防効果が期待できます。
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング b
おすすめなのはこのクレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング b です。
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジングにはもう一つスクラブ入りの洗顔料がありますが、こちらのウォッシュクレンジング bはノースクラブで敏感肌でも使えます。
ニキビ予防に欠かせない毛穴汚れの洗浄に、AHAの角質除去効果が期待できるでしょう。
ニキビケア化粧水を使う
ニキビを予防・改善するには洗顔料だけでなく、場合によっては化粧水も使ったほうがいいです。
肌の過度な乾燥はニキビを作る原因になるので、保湿も重要になります。
ただ極端に乾燥する場合はそもそも使用している洗顔料が肌に合っていない場合もあるので、乾燥がひどい場合は化粧水の購入よりも洗顔料の見直しが重要になるかもしれません。
オードムーゲ 500ml 薬用ローション
肌が極端に乾燥している人にはお勧めできませんが、オイリー肌の人などにはおすすめです。
オードムーゲの薬用ローションは殺菌消毒作用、抗炎症作用が期待でき、ニキビをより積極的に予防することができます。
アルコールが入っているので少し匂いがきついですが、殺菌消毒作用はとても強力です。
私の友人はこのオードムーゲの薬用ローションを使いはじめてからニキビがかなり治まりました。
私も使用していましたが、とてもよかったです。オードムーゲの薬用ローションを使っていると安心します。
市販の医薬品を使う
ニキビの治りを早めるために市販の医薬品を使うのもいいでしょう。
CMなどで見かけたことがある人もいると思いますが、ニキビに塗るタイプの医薬品があります。
このような医薬品にはニキビ予防に効果的な成分が配合されてあったりするので、毎日のスキンケアにプラスするとよりよい効果が期待できます。
ビフナイト
ニキビに塗るタイプの医薬品でおすすめなのはビフナイトです。
ビフナイトには角質軟化作用・抗炎症作用・殺菌作用が期待できる成分が配合されています。
私も使用したことがありますが、大きなニキビになりそうなニキビに塗っておくと、ひどいニキビにならず本当に助かりました。
個人差があり誰にでも効くわけではありませんが、試してみる価値は十分ありますよ。
食生活を改善する
あなたは油ものなどの脂質が多いものやお菓子・ジュースなど糖質が多い食品ばかりを食べてはいませんか?
ニキビを予防し、今あるニキビを早く治すためにはこれらの食品を控えた食生活に変えなければなりません。
なぜなら脂質や糖質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌を招く恐れがあるからです。
脂質や糖質の摂りすぎが与える悪影響は他にもあります。それは腸内環境の悪化です。
腸内環境が悪化すると悪玉菌などが増えやすい腸内環境を作ってしまい、肌によくありません。
悪玉菌がはびこっている腸内環境は美肌に欠かせないビタミン類などの吸収効率を下げることにもつながります。
「肌は腸の鏡」と言われるほど肌と腸の関係はとても深いです。
腸内環境を整えるためには緑黄色野菜などに多く含まれる食物繊維が欠かせません。
食物繊維をしっかりとれば腸内で善玉菌の繁殖が増加し、腸内細菌のバランスが整います。
腸内細菌のバランスが整えばビタミン類の合成も正常に行われるようになり、肌に良い影響が出はじめるのです。
食物繊維をとることは便秘にも効果があります。便秘はニキビを発生させる原因の一つでもあるため治したいものです。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維は文字通り水に溶けやすくゲル状になる性質をもっています。
水分を吸収して便を柔らかくしてくれるので、スムーズな排便をサポート。
不溶性食物繊維は文字通り水に溶けにくい食物繊維。
腸内にたまったカスや腸内細菌の死骸などをかき集めながら、便のカサを増してくれます。
腸のお掃除をしながら便を大きくしてくれるわけですね。
女性は男性に比べて食事の量が総体的に少ないので、積極的に食物繊維を摂りたいところです。
便意と言うのはある程度便が溜まっていないと感じないものですから、ダイエットなどで食事の量が少ないと必然的に便は出にくいです。。
適度に便が排泄されず腸内に便が溜まると、腐敗物質やガスなどが発生する可能性もあるので、腸に便を溜めすぎないようにしなければなりません。
各食物繊維を多く含む食品は以下の通り。
水溶性食物繊維 | 不溶性食物繊維 |
ワカメや昆布などの海藻類。大豆やいんげん豆、納豆、メカブ、オクラ、ニンジン、ごぼう、キャベツ、大根、かぼちゃ、ほうれんそう、こんにゃく、山芋、サトイモ、なめこ、アボカドなど。 | 大根(根)、大根(葉)、ごぼう、れんこん、大豆、枝豆、納豆、オクラ、モロヘイヤ、ほうれん草、きくらげ、干しシイタケ、エノキ、アボカドなど。 |
水溶性食物繊維・不溶性食物繊維をバランスよく摂り、腸だけでなくお肌も綺麗にしていきましょう。
サプリメントの飲む
食生活を改善し、食品からビタミン類などを摂取するのが一番理想なのですが、食事を作る時間がなかなか取れない人もいるでしょう。
そういう方はサプリメントで栄養を補うのも一つの手です。
DHC ビタミンBミックス
ニキビ予防・改善に欠かせないビタミンB群を効率よく摂取することができるサプリメント。
皮脂の過剰分泌を抑えてくれるビタミンB1をはじめ、皮脂の分泌をコントロールするビタミンB2やたんぱく質の代謝をサポーとするビタミンB6など美肌に欠かせないビタミンをまとめて取ることができます。
DHC ビタミンC
シミやニキビ跡の色素沈着の緩和やコラーゲンの生成などニキビ予防に効果が期待できるビタミンCを簡単に補給することができます。
日焼けにも効果が期待できるので女性は積極的に摂りたいところ。
ニキビを1日で治す方法はある?
「どうにかしてこのニキビを一日で治したい」
明日彼氏とデートをする予定だったり、予想以上に目立つニキビができてしまったときなどに思うことが多いでしょう。
それで気になるのはニキビを一日で治す方法があるのかどうかなのですが、ニキビの状態によっては治す方法もあります。
ニキビを一日で治す方法として最も有効的なのは皮膚科を受診することです。
皮膚科では専用器具を用いてニキビの中にある皮脂や膿を押し出してくれます。
膿がかなり溜まったニキビなどにはあまりお勧めできる方法ではありませんが、ポツッとできたニキビや少し膿があるようなニキビなら皮膚科で施術をしてもらうことでニキビ跡にならず、早く治すことも可能です。
ついでにビタミン剤や抗生物質などの内服薬を処方してもらうとより良いでしょう。
自分でやる方法としてはビフナイトなどの医薬品を使うなどの方法があります。
皮膚科に行く時間が無かったり、皮膚科に行きたくない人はビフナイトなどの医薬品を使うといいかもしれません。
ビフナイトは医薬品なので、使用方法には注意し、気になることがあれば薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
思春期ニキビを即効で治す治し方
ニキビが一番できやすく、しかもニキビがあることによる影響が最も大きい思春期ニキビ。
人生で最も華やかしい時にニキビがあることによって自分に自信が持てないのはとても辛いことです。
思春期ニキビを即効で治すならまず皮膚科に行くこと。
思春期ニキビはホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌が原因となっている場合が多く、毛穴に皮脂が溜まりやすい状態になっていることでニキビができやすくなります。
そのため一度毛穴がつまってしまうとニキビの炎症がひどくなりやすく、炎症が強いニキビほどニキビの治りが悪くなりますから、ニキビ跡にもなりやすいのです。
思春期ニキビ予防で一番大切なのは毛穴を詰まらせないこと。
皮膚科で処方してもらえる薬には毛穴のつまりを取り除くものがあり、それらの医薬品を早い段階で使用することで炎症を起こしたニキビへの進行を防ぎます。
炎症がないニキビと赤く炎症があるニキビは見た目的にも印象がだいぶ違うので、早期に治療することはとても重要です。
自分で思春期ニキビを予防・改善するには洗顔料・化粧水・食生活(サプリメント)・睡眠を見直す必要があります。
洗顔料
注意点:泡を顔に長時間乗せないこと。約10秒程度でさっと洗い上げる。乾燥を防ぐため。
化粧水
サプリメント
食生活
揚げ物などの脂っぽいもの、お菓子・ジュース・パン・ご飯など糖質が多く含まれるものを食べすぎないこと。
納豆(一日2パックまで)や豆腐、キャベツやレタスなど緑黄色野菜を積極的に食べること。
睡眠
午前0時までに就寝すること。睡眠は6時間は確保する。
特に重要なのは食事です。
高校生になると自動販売機でジュースを買って飲んだり、友だちをお菓子を食べたりする機会がかなり増えると思います。
学校帰りにファーストフード店などによることも多いでしょう。
今あげた食事にはニキビを誘発する脂質や糖質がとても多く含まれています。
ニキビができやすい体質の人がこれらの食品を食べ過ぎると、皮脂の過剰分泌が起きやすくなるので、注意が必要です。
友人との付き合いがあるうえで「自分だけ食べない」というのは和を乱しそうでやりにくいことではありますが、ニキビを治すためにもできるだけ食べすぎは控えるようにしましょう。
私は「お金がない」「虫歯があってお菓子などを控えるようにしている」と言ってできるだけ断っていました(笑)。
ニキビは早めに治さないと後が面倒
顔にニキビができるだけでもとても面倒なのですが、一番面倒なのはニキビ跡です。
炎症が強いニキビは腫れが治まると毛穴を破壊して肌に凹みを作ることがあり、それがニキビ跡と言われるのですが、このニキビ跡は簡単には治りません。
ニキビ跡の色素沈着などは基本的に時間が経てば治っていくものなのですが、生活習慣やホルモンバランスの乱れなどでターンオーバーのサイクルが乱れてしまったりすると、治るのに時間がかかってしまいます。
ひどいときは5年以上かかることも。
ニキビ跡に悩まないためにも新しいニキビを作らないニキビ予防が重要です。
ニキビを作らないことに越したことはないのですが、出来てしまった場合は炎症ニキビに進行する前に症状を鎮めること。
そのためにも生活習慣を整え、ニキビが治りやすい肌環境を作っておかなければならないのです。
「生活習慣を変える」と聞くとすごく大変そうな気がしますが、食事の内容を少し変えてみたり、睡眠をしっかりとったりなどすればできるものなので、難しくありません。
継続するのは難しいかもしれませんが、しっかりやれば肌にいい結果をもたらしてくれるので、前向きに頑張っていきましょう。
当サイトではニキビを予防するための生活習慣についても記事を書いているので、是非ご覧ください。
余談:小学生・中学生女子のニキビの治し方
小学生や中学生でニキビに悩んでいる人も多いと思います。
私は高校生ぐらいから一気にニキビがひどくなりましたが、中学生のころにはニキビができ始めていました。
当時の私はニキビができたときにどうすればいいのか分かっていませんでしたから、ニキビもそのまんま。
今思えばそのときからニキビに向き合っていればよかったなと思います。
小学生・中学生のニキビを治すなら皮膚科に行くことです。
まずはお母さんに相談してみるのがいいですね。
「ほうっておけば、そのうち治る」とか言われるかもしれませんが、「今治したい」とはっきり伝えましょう。
なぜニキビができているのかしっかり理解しておくことはニキビを治すうえでとても重要なことですから。