
頬にできた赤く大きなニキビが痛くて困っていませんか?
白ニキビや黄色ニキビとは違い、炎症がひどくなっているので、痛みが生じやすいのです。
しかもこの炎症ニキビは他のニキビよりもとにかく目立ちます。
ニキビを隠そうとマスクをするけれど、マスクがニキビに当たって常に痛みを生じるようになるなど、対策も困難です。
この炎症ニキビは他のニキビと違い、治すのが困難なため、ただ放置していてはなかなか治りません。
炎症ニキビを治すためには炎症ニキビができる原因と最適なケア方法を知る必要があります。
これから炎症ニキビを治すための炎症ニキビができる原因と最適なケア方法をご紹介していきますね。
炎症ニキビとはどのような状態?
毛穴の出口がふさがってしまい、毛穴の中で皮脂が溜まります。
そしてその皮脂を餌にアクネ菌が増殖し、炎症が発現。
炎症が起こると毛穴の毛穴の回りも赤く腫れあがってしまい、ニキビが大きく見える。
いわゆる赤ニキビと言われる状態。
さらに炎症が進むと、膿が溜まるので、さらに大きく腫れあがったニキビに。
触ったり、何か触れたりすると痛みを感じるほか、かゆみが生じたりもする。
いわゆる芯があるような「しこりニキビ」と言われる状態です。
どちらのニキビも厄介なのですが、治すのが大変なのは後者のしこりニキビです。
このしこりニキビはとにかく治りにくい。普通に放っておくだけでは治療に2週間以上かかることも。
こういった赤ニキビや炎症ニキビを治すためには原因とケアの仕方を知らなければなりません。
赤ニキビやしこりニキビができる原因
ニキビができる原因は主にホルモンバランスの乱れや免疫力低下による毛穴のつまりが原因です。
ホルモンバランスの乱れは主に睡眠不足や運動不足、偏った食事やストレスなど、生活習慣の乱れが関係しています。
女性の場合は生理の影響が加わったり、スキンケアの怠りなどもニキビができる原因です。
毛穴のつまりが発生すると毛穴の中で皮脂が溜まり、アクネ菌が繁殖。
そして炎症が発生し、赤く腫れたニキビになるのです。
ニキビはできる場所や種類によっても原因が異なり、頬ニキビの場合は主に男性ホルモンの乱れが原因であることが多いと言われています。
また洗顔のやりすぎによる乾燥や手や寝具などによる刺激が原因となっていることも。
頬にできる赤ニキビやしこりニキビができる原因は以下の通りです。
- 睡眠不足
- 運動不足
- 油ものなどの脂質やお菓子などの糖質ばかり食べる偏った食生活
- 誤ったスキンケア
- ストレス
- 乾燥
早く治る赤ニキビやしこりニキビの効果的なケア
赤ニキビやしこりニキビは放っておくと治りが悪くなるだけでなく、ニキビが治った後にニキビ跡になりやすくなったりします。
ニキビは時間がすぐればいずれ治るものではあるのですが、ニキビ跡に関しては一度できてしまうと治すのが非常に困難に。
炎症を大きくしない・ニキビ跡を出来るだけ作らないためにも、しっかり対策を行わなければなりません。
赤ニキビやしこりニキビに効果的なケアの仕方をご紹介していきます。
皮膚科を受診する
赤ニキビやしこりニキビの炎症を鎮める・ニキビ跡にしない方法として最も適切なのは皮膚科を受診すること。
ニキビなどは一般的に肌トラブルと認識されていますが、ニキビも病気の一種です。
医療機関ならばその症状に応じた適切な処置を医療行為・医薬品で行えるため、もっとも効果的な方法でニキビを治療することができます。
特に赤ニキビやしこりニキビはできるまえに炎症鎮めることが一番の対策になるので、医療機関の受診は妥当でしょう。
スキンケアを見直す
私自身はニキビを治すために様々な皮膚科を受診してきましたが、これといった症状の改善を得られなかったタイプです。
医療機関でもある皮膚科を受診したのにもかかわらずニキビが治らない人がいるの又事実。
なぜならニキビは直接的な原因究明が難しく、個人差が非常に大きいからです。
ニキビを治すには自分自身で行うセルフケア。つまりスキンケアも非常に大切です。
私自身もスキンケアを見直すことでニキビを治しました。
私が赤ニキビやしこりニキビを治すうえで実践した方法・商品をご紹介します。
洗顔料・化粧水
注意点:泡を顔に長時間乗せないこと。約10秒程度で洗い上げる。
洗顔方法
ニキビ肌の人は入念に洗顔をやりがちですが、基本的にニキビケア洗顔には洗浄力が強いものが多いです。
洗浄力が強い洗顔料で長時間(1分以上)洗顔すると、皮脂が過剰に取り除かれてしまいます。
「皮脂の過剰分泌でニキビができるなら、皮脂は徹底的に取り除いたほうがいいのでは?」
確かに皮脂の過剰分泌が原因でニキビができることもありますが、過剰に洗顔をすることでも皮脂の過剰分泌が起きてしまうのです。
新しいニキビを予防するためには、乾燥による皮脂の過剰分泌を絶対に防がないといけません。
そのためには洗顔をやりすぎないこと。理想としては顔に洗顔料を載せる時間を30秒以内にすることです。
洗顔料と自分の肌の相性を確かめるには洗顔したあとに、化粧水やクリームをつけずしばらく放っておきます。
その際に肌が粉をふいたり、痒くなったりする場合は洗顔の時間が長いか、洗顔料の刺激が強すぎるということです。
私が紹介しているマジックソープ バー ティートゥリーは短時間(30秒以下)で余分な皮脂を落とすことができます。
30秒でも乾燥したり、かゆみが生じたりする場合は15秒以下で洗顔してみるといいでしょう。
とにかく大切なのは洗顔のやりすぎに伴う肌の乾燥で新しいニキビを作らないことです。
睡眠
頬の炎症ニキビやしこりニキビを早く治すためにも必ず午前0時前には就寝してください。
睡眠時間に関しても6時間は取るようにしましょう。
食事
赤ニキビやしこりニキビを治すためには脂質と糖質の摂りすぎに注意しなければなりません。
脂質と糖質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌をまねき、ニキビができやすくなります。
赤ニキビ・しこりニキビを予防し、治りやすい肌環境を作るには以下の項目を心がけましょう。
- 脂質を含む食品を食べすぎないこと(天ぷらや唐揚げなどの揚げ物)
- 糖質を含む食品を食べすぎないこと(チョコレートやアイス、ごはんやパンなど)
- 食物繊維・ビタミン類が多く含まれる緑黄色野菜を積極的にとること
- 発酵食品を食べること(味噌や納豆、ヨーグルトなど)
①と②も大事なのですが、より綺麗な肌を作るためには特に③と④が大事です。
食物繊維を多く含む食生活を心がければ、腸内環境の改善につながり、美肌に繋がります。
また食物繊維を積極的に摂ることは便秘対策にもなりますから、便秘による肌荒れも予防することができるでしょう。
③に続き、発酵食品を積極的に食べることもニキビなどができにくい綺麗な肌につながります。
納豆や味噌などの発酵食品をとると、腸内細菌のバランスが良くなり、腸内環境が良くなっていくのです。
腸内環境をよくすることは炎症ニキビやしこりニキビを治すうえでとても大切になります。
サプリメント
大豆イソフラボンは女性のホルモンであり、美肌効果がある「エストロゲン」に似た働きをします。
大豆イソフラボンは男性の肌トラブルにもお勧めできますので、ニキビなどの肌トラブルを抱えている人は積極的に摂りたい栄養素です。
ただ注意点として大豆イソフラボンの過剰摂取は体に悪影響をもたらすので、用量をしっかり守ってください。
炎症ニキビやしこりニキビは生活習慣を変えれば治っていく
- 睡眠不足
⇒午前0時前に就寝。睡眠時間は6時間確保。 - 運動不足
⇒血行促進、代謝向上のために軽い運動を行う。10分程度のウォーキングでも全然OK。 - 油ものなどの脂質やお菓子などの糖質ばかり食べる偏った食生活
⇒脂質・糖質の食べ過ぎを控える。野菜を積極的に食べる。 - 誤ったスキンケア
⇒ニキビケア商品を使う。洗いすぎてはいけない。 - ストレス
⇒ニキビを気にしすぎない。 - 乾燥
⇒乾燥する場合はしっかり保湿。洗顔料の見直しを行う。
この6つの中で1つでも当てはまるものがある人は少しずつでもいいので、改善していきましょう。
確かに炎症ニキビやしこりニキビは簡単には治りません。
私自身も炎症ニキビやしこりニキビが顔中にできていたので、ニキビに苦しむ人の気持ちが痛いほどわかります。
ニキビがあると外に出ることや人と会話することがとにかく嫌になるので、人生が憂鬱で仕方ありません。
「本当は外にいっぱい出たいのに、人ともっと話したいのに、ニキビがあるからできない……」
これほど悔しいことはないと思います。
ただニキビができているからと言って、閉じこもってばかりいては絶対にダメ。
なぜならニキビによる悪影響というのはニキビを治すことでしか解消されないからです。
私はニキビが治るまでに5年以上かかりました。
今ではニキビがない肌を手に入れることができましたが、今でも後悔していることがあります。
「あの時もっとこうしていれば、もっと早くニキビが治ったかもしれない」と。
この後悔がずっと消えず、今も引きずっていますが、ニキビが治ってからは本当に人生が変わりました。
このような思いもしたからこそ、あなたにはできだけ後悔してほしくないのです。
ニキビを治すためにはまず生活習慣を一つ一つ見直していくことが欠かせません。
最初はとても面倒に感じます。結果もなかなか出ないので諦めがちになりますが、諦めずやり続けてください。
肌に現れるのは数カ月先かもしれませんが、その一日一日の行動は必ず何らかの形で改善に向かっています。
ニキビに対する不満や質問などがありましたら、コメント欄に書いてください。
出来る限り返信もしますし、あなたの力になりたいと思います。