
大人になるとできやすいのが顎ニキビ。
「10代の頃はニキビに悩んだこともなかったのに20代になってからニキビができ始めた」
「他の場所にはできないのに、顎にだけしこりのようなニキビができる」
顎ニキビはできる人によって状態も違えば、原因も異なります。
ただニキビができる主な原因は基本的に同じで、その原因を取り除くことができればニキビが炎症を起こす前に症状を鎮静化させることも可能です。
今回は顎ニキビが凄かった私があることに気を付けただけでニキビを治した方法についてご紹介します。
顎ニキビの原因
ニキビと言うのはできる場所によって原因が異なることがあることをご存知ですか?
顔の場所によってはニキビができる原因に特徴があり、対策も異なります。
おでこニキビ、鼻ニキビ、こめかみニキビ、頬ニキビ、口元ニキビ、そして顎ニキビと部位別のニキビはこんなにあるのです。
顎ニキビができる原因として有力なのが乾燥。
顎が乾燥するというのはなかなか想像できないことかもしれませんが、顎は汗を分泌する器官”汗腺”が少ないのでとても乾燥しやすいです。
しかし、一方で皮脂を分泌する器官”皮脂腺”は多いので、乾燥しやすいのに皮脂が分泌されやすいという面倒な特徴があります。
「乾燥しやすいのに皮脂が分泌されやすい」
これがなぜ面倒なのかと言うと、乾燥により皮膚の水分量が減ってしまったときに、皮膚の水分量を皮脂を分泌させることによって補おうとするからです。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に皮脂がつまりやすくなるので、ニキビができやすくなります。
皮脂が過剰分泌されるのを防ごうと念入りに洗顔をしてしまう方が結構いるのですが、もともと顎は乾燥しやすい場所です。
ただでさえ乾燥しやすい顎を念入りに洗うと肌の水分量が過剰に失われることになります。
その結果、失われた水分を取り戻そうと皮脂を過剰分泌。その結果、毛穴がつまりニキビが発生……。
このように悪循環が発生しやすいことが顎ニキビができやすい原因です。
しかも顎ニキビができやすいだけでなく、治りにくいと特徴があります。
肌の水分量を保つのが難しいので、肌の調子が不安定になりやすく、その状態では肌が本来持っている再生力を十分に発揮できません。
そのうえ、ニキビができやすいことから、ニキビが完全に治らないうちにまた新しいニキビが発生する……。
こういった負の連鎖が続きやすいのも顎ニキビが厄介なところです。
新しい顎ニキビを作らず、今できているニキビを悪化させないためにも、「新しいニキビを作らない」、つまりニキビ予防を行なわなければなりません。
しかし、このニキビ予防が一番難しく、ニキビに苦しんでいる人の大半がこのニキビ予防がしっかりできていないがゆえに、ニキビの連鎖を断ち切ることができずにいます。
でも落ち込む必要はありません。結論から言いますと、ニキビを予防することはできます。
ただしっかりニキビをしっかり予防するためにもまず、ニキビができる根本的な原因について知りなければなりません。
「ニキビができる原因はアクネ菌でしょ。アクネ菌さえ殺菌できればニキビはできない」
あなたはこう思ってはいませんか?実はこれは大きな間違い。
確かにアクネ菌がニキビの発現にかかわっていることは確かなのですが、アクネ菌さえ殺菌することができればニキビができないということではないのです。
ニキビができる根本的な原因をこれから詳しく解説していきます。
顎にかかわらずニキビができる主な原因
先程、「アクネ菌さえ殺菌することができればニキビができないということではない」とお話ししました。
ニキビの発現にアクネ菌が関わっていることは間違いありません。ただこのアクネ菌がニキビの原因となりえるのはある決まったときだけなのです。
そもそもアクネ菌とは肌を健やかな状態に保つために欠かせない常在菌の一つ。
つまりアクネ菌は何も悪いものではないのです。しかもこのアクネ菌はニキビがある人だけに存在するものではなく、誰の肌にも存在しています。
このことからもアクネ菌だけがニキビの原因ではないことが分かると思いますが、ある条件を満たすとアクネ菌がニキビに変化……。
その条件とは毛穴がふさがった時です。
アクネ菌は毛穴がふさがってしまったときに毛穴の中で溜まっている皮脂を餌にして繁殖します。
逆に言えば誰の肌にも存在しているアクネ菌でも毛穴のつまりさえ予防できればアクネ菌の繁殖を防ぐことができ、ニキビを予防することができるというわけです。
ただそうは言ってもなかなかうまくいかないのがニキビ予防。
毛穴のつまりはホルモンバランスの乱れや免疫低下に起こるもので、ホルモンバランスが乱れるきっかけは睡眠不足や運動不足、ストレスや偏った食事など日常生活のあらゆることが影響しています。
私たちの生活そのものがホルモンバランスにつながっているからこそ、ニキビ予防を行ってもなかなかうまくいかないわけです。
毛穴がつまる要因はホルモンバランスの乱れ以外にもスキンケア不足なども関係しています。
なので自分に合った洗顔料・化粧水などを用いずスキンケアなどを行っていると新しいニキビを作る可能性が高まります。
ここまでの内容だとホルモンバランスが乱れる要因が生活習慣に深くかかわっているため、ニキビ予防はとても難しいことのように感じたかもしれません。
実際ニキビ予防は簡単なことではありませんが、規則正しい日常生活を送り、しっかりスキンケアを行えばニキビ予防は十分可能です。
私自身も生活習慣の改善・スキンケアの見直しを行ったことでニキビができなくなりましたし、ニキビ跡の治りもよくなりました。
「生活習慣の見直しって大変そう…」
全てを変えるのは少し大変かもしれませんが、小さいことでも自分ができることから始めれば大きな効果が期待できます。
顎ニキビの炎症で常に赤かった顎を数カ月でニキビの炎症が気にならない顎に変化させた方法をご紹介していきますね。
顎ニキビの治し方
頬ニキビができる原因が分かったところで、次は肝心の顎ニキビの治し方です。
顎ニキビはニキビの中でも治りにくい部位のニキビなので、しっかりニキビ予防をする必要があります。
「ニキビを治すのにニキビ予防?」と思われるかもしれません。
ニキビを治すうえで重要なのは新しいニキビを作らないこと。新しいニキビができない肌環境を作ってしまえば今あるニキビを治すのも楽になります。
ニキビが新しくできにくい肌というのはニキビが治りやすい肌とも言えるのです。
実際に私が実践した方法、当サイトを見てくれている読者さんも効果を実感した方法をご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
皮膚科を受診する
「ニキビができたら皮膚科へ」
最近は皮膚科でニキビ治療を行うのが一般的になっており、ニキビを皮膚科で治療する人が増えています。
ニキビは悩む人が多く、子供の時から悩んでいる人もいるため、知っている人が意外と少ないのですが、ニキビは肌の病気の一つです。
尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれています。ニキビは俗称だったわけです。
病気を治すのに一番効果的なのは医薬品。
医薬品を処方してもらうには医療機関での診察が必要ですし、医療行為を行えるのは医者だけです。
そういった面からも皮膚科でニキビを治療することは妥当だと思います。
ただ皮膚科に行けば必ずニキビを治してくれるというわけではありません。
私自身は4軒以上の皮膚科にて診察を受けましたが、ニキビが改善することはありませんでした。
そんな私とは反対に皮膚科で診察を受けたことにより、ニキビが治った人もいます。
ニキビは個人差が非常になる症状です。
すぐに治る人がいれば、治らない人もいる。ニキビほど個人差がる症状はないと言えます。
とは言っても皮膚科に行ってニキビが治るかどうかは実際に皮膚科を受診してみないことには分かりようがありません。
皮膚科を受診してニキビが治るなら行くに越したことはありませんし、皮膚科に行かずニキビに悩み続けるのも時間の無駄です。
ニキビを早く治療するためにもまずは一度皮膚科に行ってみることをお勧めします。
仮に皮膚科の治療で明確な効果を実感することが出来なくても、ニキビは必ず治りますから、心配無用です。
質の高い睡眠をとる
ニキビを予防するうえで欠かせないのが質の良い睡眠です。
私の実体験として、どんなにスキンケアや食生活の改善を頑張っても睡眠がおろそかになってしまったら意味がないと思っています。
ニキビに悩んでいる人なら経験があると思いますが、12時を過ぎてから寝た時、朝起きたらニキビが酷くなっていたりしませんか?
私も何度も経験し、顔中にニキビを作る要因となりましたが、この睡眠不足によるニキビの発生にはしっかりとした理由があるのです。
まず質の良い睡眠が肌にもたらすいい影響について説明していきます。
あなたも一度は聞いたことがあると思いますが、ゴールデンタイムというのはご存知ですか?
テレビや雑誌などでも「睡眠をとるなら夜10時~深夜2時までのゴールデンタイムに寝る良い」とよく言われていますよね。
夜10時~深夜2時の時間帯に寝たほうが良いと言われている理由は諸説ありますが、主に以下の理由です。
- 眠り始めの3時間の間に肌の細胞分裂の欠かせない成長ホルモンの分泌が活発になるため
- 原始時代から人間の体に刻まれていると言われている体内時計(サーカディアンリズム)に沿った生活を行うため
以上の2つの理由を最大限生かすためにも、夜10時~深夜2時の間に寝るのが最も効率が良いという考えなのでしょう。
私はこのゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)中に就寝することにはある程度効果を実感しています。
ただもしこのゴールデンタイムの恩恵を最大限に受けるなら午前0時前までに寝るべきです。
ニキビができない人にとってはあまり関係のない話かもしれませんが、ニキビができやすい人が午前0時以降に寝るとニキビができやすくなります。
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こす要因の一つ。
夜更かしした翌日にニキビができやすくなるのはこのホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまうからです。
普通の人が多少夜更かししたくらいでニキビが出来たりしないのですが、ニキビができやすい人の場合夜更かしによるホルモンバランスの影響を受けやすいので、気を付けましょう。
揚げ物や甘いものを食べすぎない
「揚げ物ばかり食べているとニキビができる」
「チョコレートやアーモンドを食べるとニキビができるから食べてはだめ」
ニキビに悩んだことがあるほとんどの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「揚げ物や甘いものを食べすぎるとニキビができやすくなる」
これは私自身も実感していますが、その通りだと思いますし、実際にこれらの食品を食べすぎるとニキビができやすくなると言われています。
ですが、そもそも揚げ物や甘いものを食べすぎるとなぜニキビができやすくなるのでしょうか?
それは揚げ物や甘いものを食べすぎると皮脂の過剰分泌を招くからです。
あなたも経験があるかと思いますが、揚げ物やチョコレートを食べすぎた時は顔がいつもよりも脂っぽくなりませんか?
あれはとりすぎた脂肪や脂質が皮脂の分泌を過剰にしている証拠。
でもあなたの周りにはいませんか?揚げ物や甘いものをたくさん食べているのにもかかわらず肌がきれいな人。
実は皮脂の分泌には性ホルモンが大きく影響しており、性ホルモンが活発な人は皮脂の分泌が多い傾向にあります。
そのため、性ホルモンによる皮脂分泌が少ない人は油ものや甘いものを食べすぎても皮脂が過剰に分泌されなかったり、ニキビが出来なかったりするわけです。
思春期にニキビができやすいのは思春期の時期になると一般的にこの性ホルモンの分泌が活発になることが理由の一つだと言われていますね。
油ものや甘いものをたくさん食べてもニキビができにくい人は性ホルモンの分泌が少ないということ。
ニキビがたくさんできる人からすればとても羨ましい限りですが、そのような人のことを羨ましく思っても何も変わりません。
私自身も自分とは違いニキビが全くできない人のことを羨ましく思っていましたが、考えれば考えるほど自分が嫌になってくるので考えるのを止めました。
ニキビができやすい体質の人はとにかく揚げ物や甘いものを食べすぎないこと。
かと言って極端な脂質・糖質制限をしても筋肉の量が減ったり、体調不良になったりと体によくないので、全く食べないということはやめましょう。
野菜を積極的に摂取する
「肌荒れを治すなら野菜を食べなさい」
これも先述した「揚げ物や甘いもの」と同様によく言われていることです。
「野菜を食べたからってニキビが治りやすくなるの?」
そのように思っている方も多いと思いますが、実はニキビを治すうえで「野菜を積極的に摂取する」というのはとても大切なことなのです。
野菜を積極的に食べることがニキビが治りやすい&できにくい肌になる理由は以下の通りです。
- 野菜にはニキビを予防・治療に欠かせないビタミン類が多く含まれているため
- 食物繊維を多く摂取することで腸内環境が整うため
まずは①について説明していきます。
ニキビができにくい&治りやすい肌を作るために欠かせない代表的なビタミンはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6などです。
ビタミンA
ビタミンAには抗酸化作用、ターンオーバーの促進、皮膚や粘膜の強化、肌荒れや老化の予防作用があります。
にんじん、春菊、ほうれんそう、にら、小松菜、ブロッコリー、かぼちゃなど。
ビタミンC
ビタミンCには抗酸化作用、色素沈着を抑え、メラニン色素の還元・皮脂の過剰分泌の抑制などの作用があります。
キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、赤パプリカ、キャベツ、トマトなど。
ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用、血行促進、色素沈着防止作用があります。
かぼちゃ、赤パプリカ、アボカド、ほうれんそうなど。
野菜ではありませんが、アーモンドはビタミンEを100g当たり約29.4㎎も含んでいるスーパーフードの一つです。
ビタミンB2
ビタミンB2には皮脂の分泌をコントロールしてくれる作用があります。
皮脂の分泌が気になる人には積極的に摂取したいビタミンの一つです。
ビタミンB2は肉など多く含まれており、野菜を食べても摂取することがなかなかできないので、肉類を積極的に食べるといいでしょう。
名称 | mg/100g |
豚レバー | 約3.6 |
牛レバー | 約3.0 |
鶏レバー | 約1.8 |
どじょう | 約1.1 |
さんま 焼き | 約0.3 |
納豆 | 約0.56 |
卵 ゆで | 約0.51 |
モロヘイヤ | 約0.42 |
ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の代謝にかかわっています。
健やかな肌を作るためにたんぱく質が欠かせないのと同時に、そのたんぱく質の代謝を助けるビタミンB6を積極的に摂ることはとても大切です。
名称 | mg/100g |
にんにく | 約1.53 |
牛レバー | 約0.89 |
豚ヒレ | 約0.54 |
鶏レバー | 約0.65 |
牛ヒレ | 約0.39 |
鶏ささ身 | 約0.6 |
バナナ | 約0.38 |
モロヘイヤ 茎葉 | 約0.35 |
卵 | 約0.26 |
運動をする
「運動は健康に良い」
健康と言えば必ずと言っていいほど「運動」が挙げられますが、運動がニキビ予防・治療にどのような形で生かされるのかイメージがわきにくいのではないでしょうか?
健康に良い=肌にも良い
このように考えることもできるのですが、運動をすることがニキビ予防・治療に効果的なのには明確な理由があるのです。
まず運動不足が続いた状態でどのような問題が生じるかと言うと血行不良です。
血行不良の状態では肌に栄養が通常よりも行き届きにくくなり、肌の生まれ変わりのサイクル(=ターンオーバー)が遅れやすくなるなど、ニキビの予防・治療に影響を与えてしまいます。
ターンオーバーのサイクルが遅れてしまえば、古い角質が肌に残りやすくなり、毛穴のつまりを誘発してニキビができやすい肌に。
また今できているニキビ跡が治りにくくなる。その結果、顔にニキビ跡が残り続けるなど負の連鎖でしかありません。
このような負の連鎖を引き起こさないようにするためにも血行促進効果が見込める運動を日常生活に取り入れる必要があります。
ただ運動と言っても激しい運動をする必要はありません。
10分程度のウォーキングでも問題ないのです。
- 運動不足
⇒血行促進、代謝向上のために軽い運動を行う。10分程度のウォーキングでも全然OK。
自分に合った化粧品を選ぶ
「自分に合った化粧品っていったい何?」
よく肌トラブルを治すためのコツとして紹介されるのが、「自分に合った化粧品を選びましょう」というもの。
ただこれを聞いて、「自分に合った化粧品を選ぶにはどうすればいいの?」と疑問に思ってしまう人も多いのではないでしょうか?
私も以前までそうでした。
自分に合った化粧品を選びたいけど、何を選んでいいか分からないといった感じ。
ですが、「自分に合う」という基準をよくよく考えてみると、私の場合は”とにかくニキビができない化粧品”ということになりました。
化粧品を使う目的を考えると、現状維持やさらなる美しさを求めるためなどいろいろな目的がありますが、ニキビ肌に悩んでいる人にとっては目的はただ一つ。
それはニキビができないこと。これに尽きると思います。
この点で言えば、ニキビ肌に悩んでいる人の場合、自分に合った化粧品というのは”ニキビをしっかり予防することができる化粧品”ではないでしょうか?
ニキビをしっかり予防できる化粧品を選ぶ上で大切なのは配合成分です。
ニキビの発生原因になりやすい過剰な皮脂を除去してくれたり、肌の角質を柔らかくして、新しくコメド(ニキビの初期状態)を防いだり……。
ニキビ予防を行うなら、ニキビ予防効果が期待できる成分を含んだ化粧品を使うのがいいでしょう。
マジックソープバー TE(ティートゥリー)
肌トラブルの万能薬と呼ばれるティートゥリーを含んだ洗顔料です。
ニキビの原因となる過剰な皮脂を取り除いてくれて、殺菌効果も期待できます。
ティートゥリーが初めての方は上の商品であるマジックソープバーから使いはじめるといいでしょう。
2個目のサンソリットの洗顔にはAHA(グリコール酸)という物が配合されており、毎日の洗顔で使用することでピーリング効果が期待できます。
ただ、サンソリットの場合はAHA(グリコール酸)にティートゥリーが配合されているので、マジックソープバーよりも刺激がつよいです。
ニキビに悩んでいると角質のつまりなどを取り除いてくれるAHA(グリコール酸)が配合されたサンソリットを試してみたくなるのですが、刺激が強い分、乾燥しやすい特徴があります。
そのため、長時間洗顔したりすると、肌が過剰に乾燥して余計に皮脂の分泌を招き、ニキビができやすくなってしまう可能性も……。
いきなりサンソリットから使いはじめてもいいのですが、洗顔をするときは1分以上行わないように気を付けてください。
商品の取り扱いには「泡を肌の上に2,3分おいてください」と書かれていますが、肌が弱い人だと、顔が真っ赤になったりします。
なので、最初は1分以下で洗顔を終了するようにして、肌の調子に何ら問題がない場合は少しずつ時間を延ばしていくようにすると、うまく適応しながらサンソリットの長所を体感できると思います。
医薬品を利用する
なかなか治りが悪いニキビに関しては、医薬品を用いた治療がおすすめです。
ペアアクネクリームWには、アクネ菌によるコメド(白ニキビ)の生成を抑制し、すでにできている赤ニキビにも効果を発揮するイブプロフェンピコノールとニキビの生成・悪化の原因となるアクネ菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノールの2つの有効性成分が配合されています。
医薬品には、効果が認められた成分が配合さえているので、ニキビをしっかり治すならおすすめです。
洗顔はとにかく素早く行う
ニキビができやすい方に多いのが、洗顔の時間が長いひとです。
厳密に言うと、洗顔料を顔に乗せている時間が長い人ですね。
「ニキビを作りたくない」「早くニキビを治したい」こんな気持ちから、「長い時間洗顔をすれば、ニキビは早く治るのでは?」と思い、
洗顔時、洗顔料を顔に長時間のせたり、必要以上に洗顔を行ったりしてしまう人が当てはまります。
しかし、洗顔時に「洗顔料を顔に長時間のせる」、「必要以上に洗顔を行う」これらの行為は、新しいニキビができてしまったり、ニキビを悪化せる行為なので、
決して行わないようにしてください。
でも、このようにしてしまう気持ちも分かるんですよね。
毎日、毎日、嫌で仕方ないニキビを治したい一心でやってしまうと思うのです。
実際に私もそうでしたから。
ただ、結果は変わらず。むしろニキビは悪化。
ニキビは悪くなるから、必要以上に洗顔。また悪化……。
まさに悪循環。いつも肌がボロボロでした。
そんな私でも、必要以上に洗顔をすることを止め、洗顔は素早く行うことを心掛けてからは、ニキビもできにくくなりましたし、ニキビが悪化することも少なくなりました。
ニキビを絶対に触らない
よく言われていることですが、ニキビは絶対に触ってはいけません。
理由はニキビに刺激を与えてしまい、炎症反応が引き起こされ、結果として、ニキビが悪化しやすい状態になるからです。
特に気を付けたいのが、顔を触る癖がある人。頬杖をつく人も要注意ですね。
新しいニキビができた時や、ニキビが悪化した時などはついつい触ってしまいがちですが、触ることによって、ニキビが悪化するのは明らかなので、ニキビを悪化させないためにも決して触らないようにしましょう。
生活習慣の見直しがニキビの早期治療につながる
顎ニキビの治した方について、解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
まとめると……。
- 皮膚科を受診する
- 揚げ物や甘いものを食べすぎない
- 野菜を積極的に摂取する
- 運動をする
- 自分に合った化粧品を選ぶ
- 医薬品を利用する
- 洗顔はとにかく素早く行う
- ニキビを絶対に触らない
ニキビを治すためには、皮膚科を受診したり、ニキビに効果的な化粧品を使用したりすることも大切ですが、生活習慣を規則正しいものにすることも大切です。
「皮膚科にも通っているのに、ニキビが治らない」「ニキビに効く化粧品を使っているのに、ニキビが治らない」
そう感じている方の中には、意外と生活習慣が乱れている方が多かったりします。
ニキビを予防・早期治療には生活習慣の見直しが欠かせないのです。
ニキビに悩んでいる方は上記の方法を実践しつつ、生活習慣の方の見直しも行ってみると良いかもしれません。